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音のないサッカー?ろう者サッカー(デフサッカー)とは

いよいよ来年に迫った東京オリンピック。
それに関連する報道も耳にする機会がぐっと増えましたよね。
そしてオリンピックと同時に盛り上がりを見せているのがパラリンピックです。

来年のパラリンピックを見据え障害者スポーツを特集するメディアも増えてはいますが、やはり身近に見る機会がないこともあり、どんなスポーツがあるのかまだまだ知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は障害者スポーツ、中でも『ろう者(デフ)サッカー』について特集したいと思います。

ろう者(デフ)サッカー(聴覚障がい)とは

ろう者(デフ)サッカーとは、聴覚障がいアスリートがプレーするサッカーです。

「デフ(deaf)」とは英語で聞こえない人、聞こえにくい人という意味になります。
ちなみに国際大会ではDeaf Football(デフフットボール)と呼ばれます。

聴覚障がい者は、障害の程度により2級、3級、4級、6級と等級が分けられますが、デフサッカーへの参加は6級から可能です。
6級では両耳の聴力が70dB以上、一側耳の聴力90dB以上、他側耳の聴力50dB以上と定められています。

プレー中は補聴器を外す必要があるため、競技の間はアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取ることになり、音のないサッカーとも呼ばれます。

ろう者(デフ)サッカー(聴覚障がい)のルールは?

人数:11人
試合時間:45分
ピッチサイズ:通常のサッカーと同じフルコート

基本は健常者と同じルールです。
試合中には補聴器を外すことが義務付けられています。
選手は笛が十分に聞こえないため、主審は笛とフラッグとの両方を使用します。

パラリンピックの種目なの?

東京パラリンピックでは、以下の競技が実施されます。
アーチェリー、陸上競技、バドミントン、ボッチャ、カヌー、自転車競技、馬術、5人制サッカー、ゴールボール、柔道、パワーリフティング、ボート、射撃、シッティングバレーボール、水泳、卓球、テコンドー、トライアスロン、車いすバスケットボール、車いすフェンシング、車いすラグビー、車いすテニス、以上22競技です。

残念ながら、東京パラリンピックの競技種目にデフサッカーは選ばれていません。
そもそも聴覚障害のある方の競技はパラリンピックでは行われていないそうです。

そもそも『デフリンピック』という聴覚障害者のオリンピックが行われています。
これはパラリンピックよりも歴史の古いものです。

そして現在、パラリンピックの組織委員会に「国際ろう者スポーツ委員会」に所属していない事情からパラリンピックではデフアスリートが参加できない、という事情があるそうです。

聴覚障害の方は身体的な能力事態は健常者と同じということもあり、個人競技では実際にオリンピックを目指すアスリートの方もいます。
ただ団体競技ではオリンピックへの参加を目指すのは難しいこともあり、今後パラリンピックへの参加という道もありえるのかもしれません。